2006年07月05日

緑の傘編(03)

<緑の傘11>
 青い世界に住む人は、なにからなにまで青ずくめ。なにより青が大好きで、なにより黄色が大嫌い。だから黄色い国との国境に、青い大きな壁を作った。そんな彼らがあるとき見たのは、ひとりの少女。青い服に青い日傘で、ゆらゆらと壁の上を歩いている。彼らはその「青」に拍手喝采した。

 くるり。

 ところが少女が向きを変えると、少女の服は黄色くなった。彼女の服は半分が青で半分が黄色だったのだ。怒った青い人々は青い石を少女にむかって投げつけた。黄色い人々も同じようにしているのだろう、青い壁を越えて黄色い石も飛んできた。

 くるくるくるくる。

 少女は傘を回す。青と黄色に塗られた傘は、青い石も黄色い石もはじき飛ばし、回りながら緑色に輝いた。彼女は走った。青い人も黄色い人も、わあわあ叫びながらどこまでも緑のあとを追いかけた。

B:これは何処までリアルなんだろう? 青と黄色を素早く回転させると、緑に見えるの?
A:さあ? 知らないけど、別に何も面白くない話だと思う。
B:うん。「だから何?」系だね。
A:こういう世界を用意するなら、読者に想像の余地を残してほしいと思うね。余地というと多少違うかもしれない。想像を喚起するような仕掛け、かな。
B:どちらかと言うと、物語が欲しい。現状では舞台を提示しているだけで、そこから始まる物語がない
A:そうそう。舞台の描写に終始しちゃってる。
B:語ることがない
A:ないね
<緑の傘12>
たくさんの旅人が、そこで足をとめました。坂道の途中に一本の木があり、豊かに葉をつけた枝が四方に伸びています。幹の横には、古びた椅子が二つ並んでいました。
木の向こう側は、なだらかな斜面です。西に傾いていく太陽を、ずっと眺めていることもできます。
ある時は痩せた青年が、ある時は白い髭の老人と美しい娘が、こんもりとしたした木に包まれるようにして休みました。野良犬がまるくなって眠ることもありました。
木は、その場所がとても好きです。そして、人や動物が大好きです。次にやってくるのは誰なのかを、とても楽しみに待っています。
こうして木は、今日も腕をひろげ、何かをまもろうとするかのように、静かに立っているのです。

B:これは輪をかけて物語が欠如してるね。
A:まあでも、こっちの方がまだ面白い。
B:そうかなあ。どこが面白かった?
A:前のは、非現実の中で、結局は青と黄色を混ぜると緑になる、と現実的なことを言っていただけだったけれど、こっちは現実的な描写を続けて、最後に木を擬人化して非現実感を演出してるから。
B:擬人化と言っても、「腕をひろげ」ているぐらいじゃない?
A:「何かをまもろうとする」というのは、作中人物の視点での擬人化だけど、それもコミで。
B:そうだけど。「だから何?」と言えない?
A:言えるだろうね。ただ、時間が経過する感じがするんだよね、木とかだと。
B:ああ、確かに。
<緑の傘13>
試験管の底に小さなマリモ。
リモコンを覆う紫のラバーケース。
シヴァ神が飛ぶ姿の細いタペストリー。
全部、啓太が置いていったものだ。
啓太は今月に入って、突然いなくなった。

梅茶漬けをかき込んで、響子は茶碗を置いた。
少し蒸し熱く感じたので、窓を開けた。
空は薄曇で、肌に涼しい空気の感触がした。
響子は冷凍庫から、マカデミアナッツチョコレートの箱を出し、
漆塗りのテーブルの上に置いた。
中から、一粒つまんで、口に入れ、
チョコを舐め溶かしながら、マカデミアナッツを舌で転がした。
テレビ画面には、潰れた部屋が、湿気をもって滑っていた。
(私なんも悪い事してないのになあ)
響子は溜め息をついて、座椅子に背をもたれて、体を伸ばした。
天井からは、カエルの顔がデザインされた緑の傘がぶらさがっている。
この傘を差して一緒に散歩したのは、先月末の事だった。
わざわざ雨の中を散歩して、新宿の高架橋の下ふたりで、
セブンイレブンで買った豚串を齧った。
思い出していると、泣きそうになってしまうので、
響子は溜まっていた洗濯物を片付ける事にした。
洗濯機を回して、座椅子に座り直し、ぼーっと、
窓に垂れたサカサクラゲの風鈴を見た。
「カリッ」
裸になったマカデミアナッツを、奥歯で噛み潰した。

「ピーッ、ピーッ」
洗濯機の終了アラームが鳴った。
響子は立ち上がり、マカデミアナッツチョコレートを一つ、
クワイの描かれた小皿に乗せ、啓太の遺影の前に置いた。
その横には、ヨガ体操をする市松人形が滑稽な格好をしていて、
それを見ると響子はいつも、ニヤニヤしてしまう。
啓太は本当に変なものばかり集める。

B:なにこれ。ラスト四行がなければ駄作なんだけど。
A:うん。
B:遺影という単語が出てきた瞬間に、それまでの無粋で冗長でくだらない日常描写が色を持つよね。中々、素晴らしいと思う。
A:そうなんだよね、遺影ときて、そのあとにニヤニヤだから、最後のあたりのインパクトはある。テーマ的なところを言えば、緑の傘がその他のガジェットに埋もれちゃってるけどね。
B:そうだね、その点はちょっとマイナスポイントだね。クワイって何?
A:クワイ? さあ? サカサクラゲもなんとなくしか分からないし、シヴァも名前しかしらないよ。飛ぶ姿のイメージは持ってない。まあでも何か変そうなものだとは分かる
B:シヴァ神はむしろ片足上げて踊っているというイメージ。まあ、分かりそうで分からないラインを狙っているのかも
A:これもどっちかというと「だから何?」系かな?
B:そうかな。作品の中で物語と言うか、作者が見せたいことが完結しているように思うけれど。
A:そうか。日常的で、地味な印象だからかな、なんか特に印象深くは感じなかった。
<緑の傘14>
「雨、止まないね。先生と一緒に帰る?」
 お昼ごろから降りだした雨につま先をぬらしながら、小学校の校舎の庇の下で膝をかかえ、お母さんが迎えに来るのを待っていた。
「ねえ、傘を持ってないんでしょう?」
 みどり先生はふわりとしたスカートを片手でおさえた。
「先生ね、昔、男の子とこんな風に並んで座りながら、お天気の話だけで何時間も過ごしたことがあるのよ。とても、懐かしい」
 雨の中を一生懸命に急いで来るお母さんの姿が見えた。声をかけようとしたけど、お母さんのびしょ濡れの服は、お仕事用の真っ赤なミニスカートだった。立ち上がって、みどり先生の腰に手をそえた。
「なぁんだ、やっぱり、先生と帰りたいのね」
 差し出された先生の足の甲にキスを、目を背けながらすると、その細い足首をつかみ雨の中へとび出した。先生の身体を振り上げ、さっと、雨空にスカートを広げた。

 傘を差して走り去る息子の背中を、母は慌てて追いかけた。

B:うーん。やりたいことは分かるし、挑戦は認めなくもないけれど、いかんせん下手。見せ方が上手くないなー。
A:もうちょっとだね。おお、そうか、とは思ったけれど。お母さんがさして生かされていないようだし。
B:最速、四行目で落ちが分かってしまうのが欠点ではないかと思う。驚きがすべての作品であるがゆえに致命的
A:ああ、テーマからすれば「みどり先生」は確かに。そういえば別に先生でなくてもいいような。
B:仮に見抜けなかったとしても、最後の見せ方はあまり上手くない。もっとミスリードを効かせてほしい。別の何かが緑の傘であるかのように読者の目を背かせておいて、実はそうではなかった! みたいな。
A:かな。もしくは、あっさり「みどり先生」が緑の傘だと言ってしまって、先生と主人公の関係をもっと書くとかね。
<緑の傘15>
 これは道に迷ったというところうまい具合に現れた交番を覗くといきなり
「あ、いかんキミ、そんなの持って」
 と言われた。
 たたんだ傘をばさばさ振ると雨粒が散る。
「ミドリちゃんが出る」 
 おまわりさんがワッハハ笑った。
「え、何がミドリちゃん」
 と背後から人が現れ
「ホラその緑の」「あー」「清水くんちは酒屋で」「酒持ってきた」「さすが」「今はコンビニだけど」
「刺身持ってきた」魚屋から乾物漬物おでん文具八百屋主婦教師サラリーマンおねえちゃんが次々と登場し飲んで酔っての大宴会。
 諦めて交番を出ると
「ミドリちゃんの」「緑の」「お気に入り」「かくされ」「死んで」「いじめられ」「傘持つと」「出る」「やられる」「ぼくたち」「わたしたちは」
 てんでばらばら口にしだすや声を揃えて
「ミドリちゃんが嫌いです」
 ワッハッハ。
「キミごと始末するコトとなりました」
 目のどんよりした人間が首をにょろと伸ばしたか伸ばさなかったかとにかくわらわら追って来るので荷を放り林に逃げ雨の下うずくまっていたら捨てたはずの傘を差し隣りに座った女の子が
「えへへー、あいあいがさ」
 あ、かわいい、と思うが傘から流れ落ちる薄赤い雫をどうしたものか、一緒にエヘヘと笑う。

A:相々傘っていいよね。
B:相愛傘はいいけど、これは無理。
A:ブラックだねぇ。
B:なにがいいの?
A:いや、この話とは関係なく、普通に。
B:いや、相愛傘が、ではなく。この作品が。
A:おっと失礼。
B:何がいいか分からない。
A:ホラーだと思うけど。
B:ラスト一行がなんとなく恐い気はするけれど。
A:はじめ、ただの怪談みたいだった「ミドリちゃんが出る」というのが、「ミドリちゃんが嫌いです」と「ワッハッハ」で一転、人間の感情の怖さが出てくる。ここで宴会との対比で怖さが際立つのも良い点だと思う。そのあとさらに一転、ミドリちゃんが復讐を遂げる? という感じじゃない?
B:あ、なんとなく……。分かりづらくない?
A:文の読みにくさも相まって、ちょっと分かりづらいね。
<緑の傘16>
 引き結んだ口は弱々しい。ルージュの色が泣いている。目もとを隠したひさしがさらに深くなったのは顎を引いたからではなく、肩を落としたから。
 彼女は力なく背を向けた。紡ぐ言葉もない。
 雨。ぽつり。
 僕は一人で傘をさす。彼女には、もはや笠のようにしなだれたそれがある。かつてより随分苔むした。
 ふと立ち止る彼女。小さく肩を揺らした。振り返らない。僕も肩を揺らす。
 残っていた胞子が少し肺に入ったから。
 彼女も、そうなのだろうか。
 強くなった雨脚が、僕と彼女をそれぞれ閉じた。
 僕は吸い込んだ胞子を感じながら、彼女との思い出に浸る。浸れば浸るほど、僕は苔むした。やがてぐずぐずと崩れ苔だけになるだろう。
 そこに残った傘を、彼女は拾ってくれるだろうか。

B:これも読解力を要するタイプかな? さっきのよりは好き。ただ、これ。言葉の選び方が少し下手だね。最初の二文と同じペースで読むと三文目からいきなり狂わされる
A:読解力を要するのか、説明不足なのか、話が良く分からない。
B:一文一文は考えられているけれど、通して読むと不連続。なので、読みづらさが助長されてしまっている。その点がざんねんだと思う。
A:そうだね。各文には面白い表現がたくさんある。
B:「雨。ぽつり。」いいね。ラスト一文も哀愁漂う。
A:いいよね。「僕と彼女をそれぞれ閉じた」とかね。しかし、胞子とか笠とか、そのへんは何を言っているのか、良く分からないな。
B:ううん、分かりそうで分からない
A:そのあたりが、読者に届かないから、ちょっと惜しいと思う。
B:確かに。


B:では集計結果でも見ますか。
A:<緑の傘11>にこんなに票が集まっているのはだなぁ。
B:確かに。物語の欠如が気にならない人なんじゃないだろうか。
A:情景としてもさして面白くないと思うんだけどな。色混ぜただけじゃん。
B:表現に光るところも感じられないような。テーマも処理できてないしね。
A:ねぇ。逆に<緑の傘12>あたりはもう少し票があっても良さそうな気がする。
B:いや、こんなもんじゃないかな。
A:そうか。
B:<緑の傘13>は集計結果を見れば、いかにも逆選向きな作品だね。
A:まあ未だに私には逆選がどんななのか良く分かってないけれどね。
B:<緑の傘14>はいくら次点でも入りすぎじゃない? この程度でいいのかと思う。
A:どういうこと? この程度でって。確かにこんなに票が集まるのは不思議だけど。
B:いや、だって<緑の傘14>に次点をあげるぐらいだったら、もっと他に次点をあげるべき作品があったじゃない。今までに。
A:あった。いろいろと思い出せる。何の程度のことを指して、この程度、と?
B:うーん、作品のレベル?
A:ああ、了解。
B:<緑の傘15>は不可解。読解力が足りていないだけかなあ。それとも分からない作品に正選を放出しちゃっているだけなのかな。
A:これは確かにね。こういうのは逆選じゃないんだね。ますます逆選が分からない。
B:これこそ逆選な気がしないでもないけどね。
A:ねぇ。
B:<緑の傘16>は、まあ、分からなくもない。今までの傾向からして、正選がひとつやふたつあってもおかしくないような気がしないでもないけど。
A:むしろ正選と逆選に分かれるかと思ったけれど。
B:そうかなあ。これは逆選じゃないでしょう。けれんみがない。
A:けれんみ。はぁ、なるほど、分かるような分からんような(苦笑) まあ、こんなところかな。今日の中には、特に群を抜いて面白いと思ったのはなさそうな気がする。
B:<緑の傘13>がよかったよ。
A:今日の中では一番だね。
B:うん。テーマをスルーしてるけどね。
A:まあね。明らかな欠点がある話が多かったね、今日は。
B:「だから何?」系はもうお腹いっぱい
A:そうだね。言うこともないから、やる気が削られてくし。だったらやるな、って話かもしらんけど(笑)
B:いやいや、これは書く方にもっと考えてもらわないと。『何故、あなたは超短編を書いているのですか?』と「だから何」系の作者ひとりひとりに問い詰めたい
A:そのへんは確かに、作者さんたちに考えてほしいね。とまあ、今日はこんなところ?
B:じゃあ、また、明日。
A:うい。また明日。
posted by A&B at 17:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 対談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月04日

緑の傘編(02)

<緑の傘7>
 貴之が謝りつづけても、前を歩く愛美はふり向いてくれなかった。
 パステル調のグリーンで、柄では愛嬌あるカエルがウインクしている。そんなお子様な傘を見て、つい吹き出したのが原因だった。
 貴之はため息をつき、傘の柄でこめかみをかいた。予報によると、午後は晴れだ。平凡なビニール傘は、朝しか出番がなかった。
 また謝ろうとして、言葉を飲み込んだ。愛美の頭上で、看板が塗られているのに気がついたから──だけではない。大型缶が倒れ、塗料が流れ落ちてきたためだ。
 すばやい動きで、愛美に傘を差した。間一髪。ビニール生地のうえで、塗料が跳ねる。
 直後、頭にガンときた。転がる缶を視界に収めながら、貴之の意識は遠くなっていった。
 目が覚めたのは、病院のベッドでだった。横にいた愛美が、胸をなで下ろしていた。
「よかった……」
 貴之は愛美と病院をでた。予報ははずれて、雨が降っていた。ふたり同時に傘を開く。ありがたいことに、塗料に染まったビニール製も、いっしょに救急車にのせられていたのだ。
 おそろいの色をした傘を差し、貴之は愛美と肩を並べて、帰途へとつくのだった。

B:いいね
A:なんか、ほっとするね
B:地味でサプライズも大したことのないものだけど、こじんまりと上手く作られてるね。ただ、序盤に少し難ありかな。
A:上手く構成されているよね。序盤は、そうかな?
B:凡庸じゃない?
A:それは、この作品の場合は悪いことじゃないような気がする。
B:まあね。良くも悪くも、ウェルメイド。あまり語るところがないね
A:まあね。
<緑の傘8>
 アタシの誕生花ニオイカントウからは過保護な母親を連想します。大きな葉は日光を遮り、周りの草を枯らしてしまうそうです。
 仕事もしない家事もしない彼を横目に晩ご飯を作る午前三時半。客から貰ったアクセサリー類は煩わしいので外します。

B:あ、分かった
A:私にはまだ分からない。
B:つまり、主人公は水商売の女性で、深夜を過ぎてから家に帰ることができるわけ。そうして、帰ってきてみるとニートの彼は、ひとりで晩御飯が作れないから、午前三時半なんて時間に晩御飯を作ることになる。
A:それはいいけど、二行目だけでしょ? 一行目とは、どうかかわる?
B:一行目は主人公の比喩でしょう。彼女が彼の世話を焼きに焼いたから、彼は仕事も家事もできなくなっちゃったんじゃないの?
A:そういうことか。たぶん、私にとっては、過保護と世話を焼きに焼くというのが、少し結びつかなくて
B:過保護の母親って子どもに何もやらせないでしょう。至れり尽くせりで育った子どもは、家事ができないんだって
A:ああ、そうか。横目に見てたりするところが、過保護さと結びつかないのかな。ちょっと迷走してるな私の発言、ごめんごめん。
B:いやいや、これは難易度が高いと思う。パッと見では、なんの話をしているのかまるで分からないし。読者に要求している読解力が高いのだと思う。
A:うーん。それだけ高い読解力で読むと、面白いのかな?
B:面白い。傑作。僅か二行の作品だけれど、背後に大きな物語を予感させてくれる。今のところベストはこれだね
A:私はちょっと、なんとか読むと、どうも主人公の気持ちがハッキリしてないようで、過保護なのか、彼に呆れているのか、それも不安定で、あまり伝わってこないけどね。
B:確かに、明瞭には描いてないかな。でも、午前三時半にわざわざ彼のために晩御飯を作ってあげるところを見ると、放っておけないっという愛情が見える。
A:「客から貰ったアクセサリー」は、何だと思う?
B:ガジェットのひとつでしかないと思うけど。仕事に対するしがらみという意味も含まれているのかも。
A:彼との関係を書いているところに、仕事のしがらみは、どうかかわってくるのだろう。
B:最後の一文がなければ、主人公が午前三時半に帰宅するような職業であるとは見抜けないでしょう。だから、それを思わせるガジェットが必要なのだと考えていた。
A:具体的にピアスとか書かなかった理由とかは、考える必要ないかな?
B:指輪だと思ってた
A:指輪?
B:料理に邪魔だろうから。
A:そうか、そうだね。確かに。なるほどね。
<緑の傘9>
「勘違い」

さぁ、集まりましょう
砂漠へ、これを持って
そうです、草の色の傘
さぁ、差しましょう
宇宙から見たときに見た誰かが
きれいな星だと勘違いするように

嘘かどうかはどうでもいいのです
見た目の問題です

ほら、こんなに美しい星です
だれか、星を交換しませんか?

B:ああ、いいね
A:おお、いいね
B:一行目はなんだろう?
A:これにはたぶん、少なくとも二種類の意味があると思う。ひとつは、星の交換相手に、美しい星と勘違いさせるってことで、もうひとつは、こういう行為で見た目だけを美しくしようとする行為が勘違いだと言っているんじゃないかと思う。
B:解釈としては題、でいいのかな?
A:そうかな。位置づけ的には、そうだね。
B:タイトル競作には、題をつけないから。メタな思考だけど、これはわりと新しい人の作品なんじゃないかなあと邪推。
A:そういうルールは知らないけど、しかし、タイトルも含めて作品、という考え方もできなくはないでしょ。
B:意味に関しては、前者しか思いつかなかった。後者も考慮すると、案外に、深いね
A:ね。
<緑の傘10>
 青空なんて、大昔の映像やCGでしか見たことがない。空を覆うのは、紫色と茶色の混じった、毒々しい雲だけ。
 かつて人類が環境破壊の限りを尽くしたため、今では地球をこの色の雲が包み、人々は比較的毒性の低い場所以外では暮らせなくなった。
 気象庁が降雨を認識すると、街は巨大な緑色の傘に覆われる。薄く膜状に張り巡らされたビームが、放射性物質や一酸化炭素、亜酸化窒素などから街を護るのだ。見上げると、空は雲の色とビームの緑色が混じり合い、なんとも言えない気色悪い色になる。
 あいつは常々、『青空が見たい』と言っていた。門番が街の外壁を厳しく見張っているのに。僕らは内心、あいつを莫迦にしていた。
 ある日、あいつは消えた。主を失った部屋の壁には、いつもの口癖が書かれていた。
 誰もが忘れかけたころ、あいつからメッセージが届いた。真っ白な分厚い氷に覆われた大地。僕らの知らない、雲ひとつない空。
 残念なのは、そのメッセージがデジタルで送付されていたことだった。画像はJPG形式で保存されていた。

B:よく分からない。画像がJPG形式だと、開けないってことなのかな?
A:作り物だった、ってことを言いたいのかもよ
B:おお、なるほど!!
A:「大昔の映像やCGでしか」とあって、たぶん、CG技術のあたりは過去のものなのかもしれない、とか。
B:なるほどね。つまり、友人の見た青空はリアルだったのかもしれないけれど、JPGで保存されてしまった瞬間に、それは大昔のCGと大差なくなってしまった、と。なるほどねえ。上手いね。
A:そう読むのか
B:え、違うの?
A:いや違うことはないだろうけど、前にBが言ったように、読み方は自由だろうから。
B:意味深だなあ。はっきり言えよー
A:意味深というか、まとまらなくて。ええとね。青空を見たがっていた友人は見たいあまりに、どうにかなってしまった、ということで、大昔の映像で見たことある青空の画像が送られてきた、ってだけなのでは、とか。
B:残酷な読み方だね
A:送られてきた青空の画像に、友人自身も写っていると最初は想像していたから、作ったのかな、と思ったけれど。
B:まあ、確かに主人公視点では、送られた画像が本物かどうかの判別はつかないけれど、それはないんじゃないかな。
A:まあ、残酷かも。
B:そうだとしたら、友人が狂うという伏線が敷かれるはず。
A:部屋の壁に口癖が書かれていた、というのは、それに当たらないかな。
B:そうかなあ。とりあえず、結末の解釈は置いておいて、世界観について話したい。
A:うん。
B:この終末観は実にステレオタイプ。世界が滅亡して、人々がドームに閉じこもっているというのも、その中の人たちが青空を見たいと嘆くのもありきたり。また、全編が説明口調で、少し辟易。もう少し行動で主人公の内面が描けるんじゃないかな
A:その通りだと思う。「気色悪い色になる。」までと「あいつは常々」からが、最初は完全にバラバラにしか見えなかった。
B:そうそう。『青空が見たい』から、輝きだすよね。俄然、面白くなる。前半は、文脈無視してオールカットでいいんじゃないだろうかってぐらい
A:そう。後半だけで良いとか、思わなくもない。
B:まあ、そうなると、緑の傘がどこにもないけどね。
A:でも青空が見たいというテーマで書いているなら、緑の傘はどっかで出てくるでしょうね。
B:どうでもいいけど、CGが半角で、JPGが全角なのは、ケアレスミスか??


B:では、集計結果を見てみますか。
A:そうしよう。
B:ああ<緑の傘10>はフルヤマメグミさんじゃない。
A:おお本当だ。今度聞いてみようか、どういうことなのかと。
B:そうしよう。と言うか、<緑の傘8>が低すぎる件について
A:これで低すぎるか?
B:低すぎるよ。皆、分からなかったんじゃない?
A:かもね。分からないと、なんか茫洋としてる印象だからね。
B:<緑の傘9> は何故か、逆選に評が集まったね。
A:逆選かな? ふつうに、次点とかが多くなるのかと思ったけれど。
B:そうそう、むしろ次点かなっていう作品だよね
A:ねぇ、どういうことなんだか、逆選の意味が良く分からない。
B:まあ、でも、Aの指摘した、勘違いの二つ目の解釈を採れば、逆選に推したくなる気持ちも分からないではない。
A:そういうもんなのか、逆選って。
B:さあ。
A:<緑の傘7>は? 地味すぎた?
B:地味だってー
A:地味だけど良い話だと思ったんだけどなぁ
B:右の耳から入って、左の耳に抜けてしまうような軽さが命取り。次点はいくらか貰えるかもと思ったけどね。
A:そうか、そうなるか。次点がひとつくらいは、とは思ったね。
B:うんうん。
A:そんなとこかな。
B:では、また、明日。
A:また明日。
posted by A&B at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 対談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月03日

緑の傘編(01)

<緑の傘1>
前夜、父に呼び出された。
「いいか。父親になるっていうのは、『緑の傘』になることなんだ。自分の傘を思い出してみろ。夏冬問わず雨から、ただただ黙って守ってくれただろ。でもな、守ると言っても、傘が守ってくれるのは、雨の日だけだ。」
 父はタバコに火を点ける。
「父親って言うのは、子供が辛いときだけ傘となって身を守ってあげればいいんだ。俺は、そう思う。」
「緑じゃなくてもいいじゃん。」

B:中々、掴みがいいと思う。「ああ、語り手に子どもができたんだな」ってことが、なんとなく分かる。
A:確かに。そして父親を傘に喩えて、さあだからどうなるんだ、と思ったところでお終い。ちょっと、どうしたらいいのか読んでいて困った。投げ出されてもなぁ、と。
B:そうそう、主人公の科白は笑えていいと思うんだけど「だから何?」だよね
A:これって、比喩に使おうとしたけど使いこなせなかったごめんね、みたいなことなんだろうか。そんなこと言われてもね。
B:もしかしたら、緑の部分がなにかの比喩になっていたら、良かったのかも。葉っぱ、とか? いやいやいや、そうじゃないね。緑の傘=葉っぱだったら、ありがちだね。
A:というか、緑の傘自体は、何の比喩としても使われていないから、ただの強牽付会としか思えない。むしろこの話がここにあること自体が疑問
B:ここにあることって?
A:このテーマの参加作品として存在していること。
B:まあ、応募するのは自由だから。
A:そりゃあね。場にそぐわないだけで、居ることは自由だろうけど。
B:そこまで悪いとは思わないけどなあ。
<緑の傘2>
「やめてくれよ。ぬれちまうよ」
雨が降っている。たいした雨じゃあない。
「酸性ウだったらどうするんだよ。俺、溶けちゃうよ」
カサが僕を見ている。同情を売る気だ。
「きっと、すごくツメタイんだ。風邪ひいちゃう・・・・・・」
僕だって濡れるのはいやだ。
持ち上げようとするけど、動かない。排水用の溝に爪を立てている。
「アマがえるのくせに」
ビクともしない。だめだこいつ。
雨はまだ上がらない。家に帰ったらシャンプーをリンスしよう。あぁん。
「ぶんぶん振るなよ。怖いんだから」
青い空の下に出てひっぱると、今度はおとなしくカサになった。
「こういうのもいいね」聞こえないようにつぶやいて、青いカサをぶんぶん振った。
「抜ける抜ける」と、毛根が騒ぎ出した。あぁん。

B:何が悪いんだろう?
A:いささかレトリックが過剰、かな?
B:とりあえず、ねえ。「すごくツメタイんだ」ここは「すごくツメタいんだ」の方がいいと思う。
A:「爪を立てている」との兼ね合い?
B:そうそう。
A:「今度はおとなしくカサになった」で引っかかってしまった。カサじゃなかったのか、って。
B:カサなのか、アマがえるなのか、毛根なのか、よく分からないよね。
A:もしくは「今度はおとなしく傘になった」なら、傘の機能を果たすようになった、とか読めなくもないかな。
B:四行目まではいいなと思う。というのも三行目で「酸性ウ」と言っているのに、五行目では「きっと、すごくツメタイんだ」とあって、もしかしてその場その場で思いついた文章を書いているのかなあと思ったから。
A:カサ=髪の毛、だったりするのだろうか
B:ほほう。
A:雨が上がって、帰宅して、頭を洗う。そういう話?
B:納得しかし、分かりづらい
A:非常に分かりづらい。やっぱりレトリックの過剰ではなかろうか。
B:うん。どこらへんが、緑(青)の傘なのかも分からない。酸化したら、青になるのかな?
A:緑色に染めた髪の毛? だとしたら珍しい
<緑の傘3>
 傘をなくしちゃったので握るところの先ににっこりカエルくんの頭が付いた緑の傘を買ってもらった。
 雨が降ったのでカエルくんの傘をさしてお出かけした。
 風が吹いたのでカエルくんの傘が飛ばされた。
 地面に当たってカエルくんが傘から取れちゃった。
 傘から取れたカエルくん雨に降られてにっこりした。

B:面白くないね。
A:最後の一行がなかったら、私もそう思った
B:あれ、ってことは最後の一行があるがゆえに高評価?
A:最初の一行でなくなった傘、最後の一行で解放されるカエルくん、この対応が傘の行方不明の理由を想像させる。
B:もしかして、ループしてるってこと?
A:ループしてるかどうかではなくて、傘は別のものでもいいけれど。人は傘をさそうと、雨を嫌うけれど、傘は雨が好きなのかもしれない。だから、人を待ちきれずに、先に雨の中へといなくなってしまうのかもしれない。とかいう想像が働く。こうなると、他の三行の味も素っ気もない語りが、想像の邪魔にならなくて良い。
B:それは深読みなんじゃないかなあ
A:深読みかなぁ。
B:まあ、読み方は人それぞれ、千差万別だから、Aの言いたいことも分からなくはないけどね。
<緑の傘4>
何の前触れも無く落ちてきた青葉は、サトウさんが落した物だった。
サトウさんというのは、義兄の姉のお隣さんの古い知人であり、私とも遠縁に当たるという人である。なんだかよく分からない道楽のような仕事をしていて、私とは、年に一度しか会えない。
毎年、この時期になるとサトウさんは此処を訪れ、トラックの荷台いっぱいの桜の花びらを、今では青葉の茂る、桜だった木の根元に散布していく。
染井吉野、兼六園菊、八重紅枝垂、普賢象。あと、私の知らない沢山。

来年もまた、柔らかな光に映える薄紅達が降り注ぐように、と祈りを籠めながらサトウさんは桜の花びらを運ぶのだそうだ。
荷台が空になる頃にはもう、私の身体はすっかり、桜の花びらと同化してしまっている。
「じゃあ、また来年に」
「また、来年、ね」
額の前で、ポーズを決めてサトウさんは帰っていく。私は、花弁に埋もれた掌で、姿が見えなくなるまでお見送りをする。

エンジンの音が聞こえなくなると、私にはもう眠ることしか出来ない。
サトウさんがばら撒いて行った花弁は、斑に透ける白い光の下で、まるで百年のように長い時間をかけて緩やかに腐敗し、土へと還っていく。

B:ちょっと読みづらいね。
A:うん。
B:漢字をもう少し開いたほうがいいのと、句読点の位置にもっと気を配る必要があるんじゃないかな。
A:「薄紅達」は「薄紅たち」のが良いだろうな、とかね。
B:この展開を書くのなら、私をサトウさんの遠縁にするのではなく、桜にしてしまった方が絶対にいいと思う。
A:え、うーん、桜じゃないの?
B:桜なのか、根なのか、土なのかよく分からない。
A:いや、桜だよ。緑の傘だよ、だって
B:え、そうかなあ
A:葉桜でしょ。
B:あ、もしかして私=葉桜で、サトウさん=言わば花咲か爺さんってこと?
A:まあ花咲か爺さんでなくても、風とかでもいいけど、そうじゃないかな
B:ほむほむ。
A:読みにくい以外は、大樹の存在感があって良かったと思う。
<緑の傘5>
 雨が降り続く憂鬱の時期には真面目をカタカナにしてしまう恐ろしいまじないがあるみたいだぜ。シンリョクのキセツにアラワレル、ソラ、ブンガクがカタラレルヨ。サミダレ、ツユ、アラシ、タイフウ、アキサメ、ミゾレ、コトバはまるでボーヨミのヨーニ、クルクルマワセ ツカッタ ニオイ ニ マミレタ パラソル を

B:これはリズム感があっていいね。特に「コトバはまるで」以降が秀逸。逆に言えば序盤がちょっと冗長かな。終盤がスピーディなだけに。
A:ああ、そこは確かに「ボーヨミのヨーニ」は面白いね。でも、なんか、それ以外に良さが分からないな。
B:そう。リズム感だけでなく、意味があればよかったね。
A:特に気になったのは「サミダレ、ツユ、アラシ、タイフウ、アキサメ、ミゾレ」という語の選び方。直前に「シンリョクのキセツ」とありながら、ここで季節感がめちゃくちゃ
B:う、そこはちょっと疑問。アジサイとか、カタツムリを入れてイメージを梅雨に固定させてほしかった
A:ああ、そうか「ツカッタ ニオイ ニ マミレタ パラソル を」か。ここにテーマあり、か。
B:そうだよ、そうそう。
A:理解した。後半は秀逸。季節感はむちゃくちゃ。カタカナを使っている点については?
B:素晴らしいと思うよ。動きがあって風を感じる。
A:「まじない」を平仮名にしていたりして、だんだんと壊れているような演出にも見えるけれど
B:そうだね、少しずつ加速していっているような感じだね
A:けれど、それが何を表しているのか、ちょっと。リズムに誘導しているのかな。
B:まあ、リズム命の作品ということで、いいと思う。
<緑の傘6>
 傘が回っている。くるりくるり、ゆっくりと。
 やや大きめの傘だ。淀んだ深海のような濃い緑色をしている。
 傘の上では白、黄、紫、だいだい、黒、青、灰の色の鼠が走っている。傘の回転に速度を合わせて、同じ方向に向かってせわしなく四本の小さな足を動かしている。
 その上には尻尾を荒縄でしばられた八匹の虎猫ぶら下がっている。虎猫は鼠に向かって前足を伸ばし、銀色の鋭い爪を出している。しかし、後少し届かない。その爪が空を切る度、ぶらんぶらんと八匹の虎猫は揺れる。
 傘の下には母と妹がいる。ふたりは下着姿でディープキスをしている。喉が焼け切れるほど何度も何度もお互いの舌を交換している。妹の右目はまち針で留められたように大きく開かれている。
 ぼくはマンションのベランダから双眼鏡を使ってその姿を覗いている。

 傘が回っている。くるくるくる。
 若干その速度は増したようだ。

B:来たね。
A:うん?
B:今日、初めての難敵じゃない?
A:かな? なんか、あんまり、たいしたことないように見えるけれど
B:いや、すごいと思う。まずはその発想が、そして作品から喚起されるイメージが狂気的。ただ、もうほんの少し手が届いていないという気もする。
A:緑の傘から、ここに持ってくるのは、確かによくやるなぁ、とは思うけれど。イメージといっても、ごちゃっとまとめただけのような、あまり繋がりが見えてこない。
B:細かいところでは、例えば、鼠の色。「傘の上では白、黄、紫、だいだい、黒、青、灰の色の鼠が走っている」ここで「だいだい」だけひらがなで書けるのがすごいと思う。ふつうだったら、ここは躊躇して「橙」と漢字表記に甘えてしまうのではないかな
A:そうか「灰」を入れて考えれば、確かに不思議なくらいだ。もしかして、猫と鼠は、どっちかが母でどっちかが妹だったりするのだろうか。
B:ううん、どうだろう。それは考えなかったし、違うような。
A:違うよね。
B:もうひとつ面白いなと思ったのは、傘の回転が加速している点。一行目では比較的ゆっくりなのが、最後では速度が増しているとある。これは鼠が猫に脅え、母と妹がキスに熱狂し、見ているぼくが興奮しているからじゃないかなと思う。
A:それはそうだと思うけれど、普通に比喩では?
B:え、何の比喩?
A:感情の激しさを速さであらわすとかは。
B:ああ、うん。だから、感情を速度で表してしまうところ、しかも変な感情によって加速するところが、狂気的。
A:変な情景を冷静に描いている、とは思うけれど、狂気の存在は感じないなぁ。
B:「尻尾を荒縄でしばられた」猫といい、「下着姿」の「母と妹」といい、「まち針で留められたように大きく開かれている」といい、それらを観測しているぼく=母の息子で妹の兄、という構図は実に気持ち悪い。狂気的というより、気持ち悪いと表現した方が正しいかもしれない。それも何だかよく分からないけれど、何となく倫理に反しているような気がする、という意味での気持ち悪さ
A:まあ気持ち悪さはあるかもね。「まち針」はちょっとドキッとはした


B:じゃあ、今日やった分の集計結果を見てみますか。お、<緑の傘5>が、根多加良さんじゃない。
A:ねぇ。けっこう酷いこと言ってしまったような(苦笑)
B:<緑の傘6>は案の定、正選が三点入ってるね。
A:それが私にはなぞ。
B:Aの評価してた<緑の傘3>は完全にスルーされてるね。
A:ねぇ。どうなってんやら。<緑の傘4>とかも、逆選ひとりだし。
B:逆選ってのは少し首を捻るかな。正選まではいかないけれど、次点は取ってていいと思う。
A:だよね。
B:では、今日はこんなところで。
A:ほい。
posted by A&B at 17:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 対談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。